第6回チャリティーコンサート(2012年1月9日)のご報告 (記:コンサート責任者・齋藤正男)

第6回 チャリティーコンサート

第6回チャリティーコンサート(2012年1月9日)のご報告 (記:コンサート責任者・齋藤正男)

第6回 チャリティーコンサート

 ご来場いただいた皆様、出演してくださったミュージシャンの方々、音響と照明のプロの方たち、そしてまた裏方としていろいろとお手伝いしてくださった会員の皆さん、みんなで同じ時間と空間を共有できたことに、改めて心から感謝申し上げます。

 振り返ると、11月末頃の時点では、チケットは100枚も売れておらず、出演してくださるミュージシャンの皆様に対して申し訳ないという焦りが込み上げ て来ました。しかも20~30万円の赤字になったら、何のためにチャリティーコンサートを開催するのか分かりません。強い不安に襲われたことを思い出しま す。

 今回のコンセプトは、もくせい会グループにつながっているけれど、閉じこもり的な当事者とそのご家族に大勢参加していただき、楽しい時間を一般市民の皆 さんと一緒に共有してもらいたい。楽しいとか、心地いいという関係性がなければ、私達に「絆」は生まれない。だから、「みんなおいでよ!」と呼びかけまし た。安いチケット代を設定し、案内状のハガキを当事者が持って来れば入場無料にもしたのですが…。
 12月に入って、出演者であり賛助会員でもあるB+B2の横山みどりさんと、妻が大量に捌いてくれたことで、私の折れそうな心も何とか持ち直し、スーツ の内ポケットにはチラシとチケットを常に入れて、チャンスがあれば宣伝しました。お陰で会社の勤務するビルの喫煙所で私がどんな人なのかを知らない人はい なくなりました。そんな訳で、売ってくれる人は皆さん頑張って売ってくださり、当日を迎えたのでした。

 入場者数は開演直前までは200名来てくださるかどうかと心配しておりましたが、予想をはるかに超えておよそ350名様のご来場をいただき、感激いたしました。
 また、当事者の皆さんのご来場は、もくせい会の施設利用メンバーさんと合わせて約30名の参加という状況でした。この数字をどう解釈するかは分かれると ころだと思いますが、出演者のレベルが素晴らしかったので、もっと多くの皆さんに聴いてもらいたかったと私は思っています。

 収益結果は、次の通りです。

◇ 収入の部
    チケット収入        478,000-
◇ 支出の部
    会場費用(照明等を含む)  128,810-
    PA委託費用        60,000-
    出演料           155,000-
    諸経費(弁当、著作権など) 67,140-
         支出合計      350,950-
◇ 収 益(収入-支出)      127,050-

寄付金              33,583-
        ( 合 計)    160,633-

 収益金については、後援会の活動資金として大切に使わせていただきます。
 この他に、チャリティーコンサートに関連して、もくせい福祉会への直接寄付(小林正明様10万円)をいただきました。
 また、関連してHOYAサービス株式会社の大原幸男社長より、HOYAクリスタルのブローチ、イヤリング、置物を数点ずつ10万円相当のプレゼントをい ただきましたので、日頃、ご苦労さなっている「もくせい福祉会」施設職員と、今回、チケットを沢山売ってくださった方にプレゼントさせていただきました。 ありがとうございました。