ごあいさつ
もくせい福祉会後援会
会長  大森 好友

 はじめまして。平成18年度の後援会長を承りました大森好友と申します。

 昨年度までは一般賛助会員として参加しておりましたが、この4月初旬に役員の方から後援会長を引き受けて欲しいとのお話を頂きました。

 会社経営で忙しく、また、前任の林会長と比べられると余りに若輩であることから、固く辞退したのですが、いろいろとお話を伺い、一般市民の立場で後援会活動に参加することの重要性を自分なりに理解し、お引き受けすることとなりました。

 いろいろとお話を聴かせて頂きました。
 当事者ご家族(もくせい家族会)の悲願が叶い、もくせい福祉会が発足したこと。

 もくせい福祉会後援会の役割の第一は、社会福祉法人もくせい福祉会の財政面からの支援にあること。
 しかし、これらのことは、当事者ご家族の思いの始まりに過ぎないということ。

 当事者ご家族の究極の願いは病気が完治することですが、現状はそうもならない病気のようですから、次には『親が死んだ後、子供が人間としての尊厳を持ちながら、出来る限り豊かな人生を過ごせるように』というのが、当事者ご家族の切なる思いであり、もくせい福祉会の目標でもあろうかと思いました。

 また、当事者の回復状況によってご家族の思いは変化して行きます。
 将来的には障害者年金と何らかの就業により最低でも月10万円以上の収入が得られるようにしてやりたいなど…。

 一般市民の立場で後援会に参加することの重要性はここら辺にあるのではないか。将来の就業の場を如何にして作り出せるか。知恵を出しながら、少しでも輪を広げ、一歩でも前進できたらと思っております。

 また、私も含め一般市民ボランティアのエネルギー源は、当事者ご家族と「共に喜び合えること」だと思っております。今年度は9月2日(土)のチャリティーコンサートや、秋(日程調整中)のバーベキュー大会など、当事者ご家族はもとより、賛助会員の皆様にも大いに参加して頂ける行事を計画しておりますので、賛助会員へのご加入と継続をよろしくお願い申し上げます。